WiMAX2+の通信速度ってどのくらいなの?と疑問に思っている方は多いと思います。
WiMAX2+通信サービスの大元であるUQ Communicationsは、下り速度が最大で440Mbpsと謳っているのをご存知の方は多くいらっしゃると思いますが、440Mbpsという数値がどれほどのものなのか、最大440Mbpsと言っているが実際どれぐらいの速度なのか?というところは謎な部分が多いと思います。
そこで、この記事ではWiMAX2+の速度について解説していきたいと思います。
WiMAX2+の速度

引用元:UQ WiMAX
Mbpsとは?
WiMAXに限らず、通信速度の表し方として用いられる『Mbps』という単位は『Megabits per second』という略称単位で、一秒間に通信できるデータ量を表しています。
例として通信速度が1Mbpsだとすると、一秒間に100万ビットという膨大なデータの通信を行うことができるというわけです。また、日本語文字を16ビットとして換算した場合、1秒間に62500文字の通信を行えるんです!
スマホなどの速度制限でよく見かける128Kbpsは、1秒間に通信できるデータ量が12万8千ビットなので通信速度が遅く感じるのです。(文字数にすると8000文字程です。)
上り/下り速度って?
下り最大220Mbpsの『下り』って何のこと?って疑問に思ったことはありませんか?
この『上り/下り』というものは、端末からみて、アップロード(送信)かダウンロード(受信)なのかを指します。
例えば、音楽をダウンロード(受信)する場合、下り速度が速ければ早いほどダウンロードが速くなるということになります。
逆に、ネット上(Facebookなど)に写真をアップロード(送信)する場合には上り速度が重要になってきます。
WiMAX2+の下り440Mbpsについて
上記のことからWiMAX2+が謳っている、下り速度最大440Mbpsというものがどれだけ早いのかがお分かりいただけたと思います。
しかし、実際のところ440Mbpsで通信できることなんてことは、ほぼあり得ないのです!
え?じゃあ最大440Mbpsって嘘なの?って思うかもしれませんが、嘘でもないのです。この最大440Mbpsというのはあくまでも理論上の話で、理論的には最大440Mbpsという速度で通信が可能ですよ!ということなのです。これに関しては、WiMAXだけに限らず、光回線サービスやスマホなどのキャリアも同じような表記になっています。
通信速度は、通信回線の混線状態、場所などに左右されるため、状況によって速度はばらつきがあります。
じゃぁ実際どれほどの速度なのか?
最大440Mbpsという数値があてにならないとなると、どう判断すればいいのか?という話になると思いますが、これに関しては状況によってばらつきがあるので正確なことは言えません。
ですので、UQ WiMAXの実測マップを参考にするか、Try WiMAXを利用して実際の速度を計ってみるのが1番です。
ちなみに神戸市で比較的回線が混む時間帯である20時での速度測定結果はこちらです。通信速度が分かりやすいようにドコモのLTEの速度と比較してみました。

測定時はWiMAX2+の方が下り速度がかなり速い状態でした。時間帯によって速度は変わるので参考程度にしておきましょう!
おすすめのWiMAXプロバイダは!?
WiMAX及び、WiMAX2+の通信サービスはUQ Communicationsが提供しているものですので、プロバイダによって速度が変わるわけではありません。ですので、プロバイダ選びで重要となってくるのはキャッシュバックなどのサービス内容です。
WiMAXの契約をする場合は上記リンク先の記事を参考にしてください!きっとあなたにピッタリのプロバイダが見つかるはずです!